今回のリフォーム工事は、内装の全面的なリニューアルで、内容は専用部分の「各部屋の意匠変更」「住宅設備の変更」「和室から洋室へ変更」等という大幅な改装となりました。お客様がお住まいになられながらの工事でしたので、通常の2倍の工事期間を頂き、お客様には大変なご不便をお掛けしました。

まず「各個室」は「収納量の拡大」を図る為に、現在の物入れをクローゼットに変更し、収納部分のデッドスペースを有効利用する為に可動の棚を使用して収納量を増やしました。また「サイズの異なる本」をスッキリと納めるため製作家具を設置し、廻りの壁と一体感を持たせる事で部屋に広さを持たせると同時に、今ある本を一つの書棚に納める事が出来ました。

「リビング・ダイニング」及び「新洋室」では、現在の部屋の雰囲気を一新したいというお客様の強い要望もあり、マンションリフォームではあまり工事例が無いのですが、「天井と壁の一面」を「無垢の板材」にて施工しました。「板材」を横に貼る事で、部屋に広がりができ、また天井も貼る事によって、とても落ち付きのある住空間となりました。

「住宅設備の変更」に関してはユニットバスのサイズアップを図りました。リビング側の壁を若干移動し、サイズを20センチアップすることができました。最後に結露対策としてコンクリート面の壁に、もう一枚新規にて壁を設置し断熱材を充填することで、結露対策をおこないました。

工事完了後、お客様より「すごく落ち着いた空間になりました。収納もたくさん入ってスッキリしました。」とお褒めの言葉を頂きました。

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