今回のリフォーム工事は、築30年の賃貸マンションの2部屋のスケルトンリフォーム工事です。

スケルトンリフォームとは、部屋の一室を躯体の状態まで解体して、下地から仕上げまですべて一新するリフォーム工事のことで、今回は、RC5階建ての2階の一室と5階の一室のリノベーション工事を行いました。当マンションはエレベーターが未設置のため、5階をファミリー用とするには需要が少ないとオーナー様が判断し、2階の部屋はファミリー層、5階の部屋は単身、若しくは新婚をターゲットにした間取りにしました。

今回の工事で、オーナー様が気に掛けていたことは、下層階への騒音問題でした。騒音対策として床上げは2重床構造とし、さらにその床材にもより防音性の高いものを使うことによって、遮音性の高い構造が実現しました。

また設備には、広々とゆったりしたユニットバスや、キッチンや洗面台なども賃貸マンションとしてはグレードの高い物を採用しています。

その結果、仕上げ工事の協力業者から「分譲マンションかと思いました」と驚きの声も上がったほどでした。中でも一番のこだわりの箇所は、5階の畳スペースです。このスペースは、LDKの一角に位置付けられ、床の高さはLDKの床より30cm程高くし、スペースの区別化をしています。さらに、その床下には引き出し収納を設置し、利便性も良くなっています。また、化粧柱は無垢材で施工したことも、一番のポイントになりました。

他にも現在のニーズに合わせ、収納スペースを多く取ったり、付長押や、帽子掛けなど各所に設置したりオーナー様のアイディア（思い）が組み込まれたリノーベション工事となりました。

工事中は、住民の方には、騒音等でご迷惑をお掛けしましたが、無事素晴らしい【作品】が完成しました。

マンションリフォームをお考えのオーナー様、分譲マンションのリノベーションをお考えの方、その他、どんなリフォーム工事でも承りますので、お気軽に弊社のリフォーム課へお声を掛けて頂けると幸いです。

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