今回のリフォーム工事は、築30年・分譲マンションのスケルトンリフォーム工事です。
内装は全て撤去し(躯体現しの状態)、設備配管も全て撤去後、新規に配管を施しました。給水・給湯配管は、従来の枝管工法に比べ、水を同時使用した際、均等に水を供給することができる、ヘッダー工法を採用しました。
間取りは、お客様がお子さまと過ごしたり、家族みんなが集うリビングを大事にされていることから、綿密な打ち合わせを重ね、3DKから1LDKに変更しました。その結果、LDKは22帖大の広さとなり、床はウォールナット色、壁と天井はホワイトで統一したモダンかつ開放感たっぷりな空間に生まれ変わりました。
キッチンは、オープンキッチンでキッチンカウンターより少し高い「カウンター付腰壁」を背面に取り付けることで、開放的でありながら手元は隠し、オープンキッチンのデメリットをカバーしながら広々と明るいダイニングキッチンになりました。
洋室兼寝室には、壁面一面にクローゼットを設け、収納スペースも広くとっています。また、お風呂へ入るための脱衣室も兼ねていますので、洗面室のスペースも広めに確保し、奥行40cm程度の可動棚(4段)を設けて、収納スペースを作りました。
工事中は、他の入居者様には、騒音などで大変ご迷惑をお掛けいたしましたが、無事納得のいくリフォームが完遂できました。